
7月のものすごい暑い日曜日。
夕方、汗だーだーのお客さんが来店されました。
昼間、お祭り若い衆の集まりがあってかなり飲んだらしい。
そこから歩いて来たので酔いと暑さでへべれけの状態、やっとたどり着いたという感じ。
「は~着いた…すいません…遅くなって。(+_+)」
と、ふらふらしながら理容イスに座りました。
もうろうとする意識のなか彼は携帯を取り出し、
「…そうだ、やばい…嫁さんにメール、
現在地を報告…床屋にいるって、
…まだ飲んでると思われる…」
何かにうなされているような、そんな状態にあっても、彼は愛する奥さんにメールを打つのでした。

震える指先でやっとメールを送信すると、安心したのか間も無く寝入ってしまいました。
作業中も汗が凄い。
日射病が心配だったので、カットが終わった時点で自家製の梅干しを食べさせて、麦茶を飲んでもらいました。
そんでまた寝ます。
顔そりしてシャンプーして作業完了。
それでもまだ体調が戻らず、理容イスを倒してさらにすやすやと寝ていきました。
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1時間ほど経過。
あまり帰りが遅くなると、またどこかで飲んでると思われて…、いや心配すると思い、閉店時間になって声をかけて起きてもらいました。
「はっ、すいません、寝ちゃって。
あーやらかしたー!」
携帯には奥さんから着信があった模様…(-_-;)
朝出たまんまちっとも帰って来ない夫に、怒っていらっしゃるのでしょうか。
奥さんに迎えに来て欲しいと言えない気の毒な彼を、車で送って行きました。
色々と大丈夫だったでしょうか。
本日もありがとうございました。
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